PowerShellの条件文・繰り返し-if文・for文・while文

PowerShell

PowerShellは、他のプログラミング言語と同じように条件文を使うことによって、
処理の分岐や繰り返しをすることができます。
今回はPowerShellの条件文を紹介していきます。

if文(分岐)

ifによる分岐です。(条件式)の中身が正しければ、{}内の処理をします。
例として、メモ帳に数字を書いていくスクリプトです↓

指定の変数が数値や文字列の時に{}内を実行できます。例では$i = 1のとき、{}内を実行します。
-eqは、equal(「=」)と同義です。

さらにif文では次のように、複数の条件分岐を書くことができます。

これは、$i=1の時は、「if文テスト1」、$i=2の時は、「if文テスト2」、$iが1でも2でもない場合、「if文テストその他」とメモ帳に入力しています。

for文(繰り返し文・ループ文)

for文は、条件式を満たす限り、{}内の処理を何回実行するかを指定することができます。

スクリプト例です↓

メモ帳を起動して、「for文テスト」を入力して、改行という処理を10回繰り返しています。

for($i = 1;$i -le 10; $i++)を説明します。
「$i = 1」は、$iという変数に1を格納しています。
「$i -le 10」は、$iが10以下のとき{}内を実行する、という意味です。
(-leは短縮して書かれており、-le = less than or equal = 少ない、もしくは等しい = 以下という意味)

「$i++」は、{}内の処理を終えるたびに$iを1ずつ増やすことを意味しています。

for文の初期化式で使用した変数は、{}内で使用することも可能で、例のように、
何回繰り返しているのかなどがわかりやすくすることができます。

while文(繰り返し・ループ文)

while文では、(条件式)内の条件を満たす限り、{}内の処理を永遠に行います。
スクリプト例です↓(実行している内容は、for文)と同じ。

$iが10以下の時、{}内の処理を永遠に行います。
{}内の最後で、$i++しているので、{}内を実行するたびに$iの変数が1ずつ増えていき、
$iが11の時に、while文の処理を抜けます。
$i++がなければ、{}内の処理を永遠に行います。
しかし、breakを使うことで、while文を途中で抜けることができます。

上記のスクリプトでは、$iが5のときにbreakを通り、while文を抜けて「breakでwhile文を抜ける。」と入力しています。

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